週刊石油展望

 先週のWTI原油は前週比0.67ドル安の102.03ドル、ブレント原油は前週比1.44ドル安の108.80ドルとなった。
 前週末21日は1月の中古住宅販売件数が予想を下回るなどファンダメンタルズの弱さや米北東部の寒波がいくぶん緩んだことで暖房用燃料需要が減少するとの見方から石油製品が下落、原油相場もつれ安となった。週明け24日は、クッシング在庫の減少観測とリビアや南スーダンの供給懸念などからWTI、ブレントともに反発するも、翌25日は人民元急落や中国株安から中国経済の減速懸念が生じたこと、またEIA統計での原油在庫増加見通しなどからWTIは1ドル弱、ブレントは1ドル強の下落となった。ただ、26日に入るとEIA石油統計で原油・ガソリンが予想を上回る減少となったことでWTIは反発。ブレントも米原油・石油製品相場上昇を受けて先週以来の安値109.20から切り返したものの中国をめぐる懸念などから期近で0.01ドル高と上値は限定された。続く27日は、原油在庫やクッシング在庫は減少しているものの、精油所のあるメキシコ湾岸地域の原油在庫は6週連続で増加し、石油製品需要も前年同月を1.5%下回るなど一段と買い進める材料に乏しく高値圏では利食い売りが入り、WTI、ブレントとも反落して引けている。

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