週刊石油展望

 先週のWTI原油は前週比2.6ドル高の102.70ドル、ブレント原油は前週比1.87ドル高の110.24ドルとなった。
 週序盤は、前週同様に米国寒波の影響で暖房オイルを含む留出油需給のひっ迫観測や、ドル下落・在庫減少観測などにより上昇して始まった。ブレント原油に関してもリビアによる供給懸念が払拭されていない。 抗議行動によって同国西部のパイプラインが閉鎖されたことから、原油生産は11日以降、日量10万バレル減少しているという。 週中には20日発表の中国PMI速報値(1月の確定値49.5、速報値48.3)が予想より悪い内容だったことから世界経済への先行き懸念により、一時大きく下落する場面も見られた。 その後の週末発表のEIA在庫統計は、予想に反して原油在庫は増加(予想-200万B・結果+97.3万B)したものの、クッシング在庫が3週連続して減少したことから大きく値を崩さずに下値では買い支えられたことや、ベネズエラの暴動なども材料視された。
 国内市場は、灯油3月限が大きく買われ、クラックも前週比で+2400円となった。元売りの減産調整や2月に入り何度か日本列島を襲った寒波の影響により、堅調な出荷に加えショートカバーと見られる買いの手が要因と見られる。また1月、2月限までは、一般の買いポジションの手仕舞い売りが先行したことで大きく下げていたが、3月限に関しては手仕舞い売りは一巡したこともあげられる。

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