金ETFの増加傾向からNY金も水準切り上げへ

 金ETFは13日、前日比7.50トン、0.94%増の806.35トンとなり、昨年12月27日以来の800トン回復である。1月14日から16日の789.56トンから微増ながら増加傾向をみせており、ファンド資金の引き揚げは後退したとの認識につながり、ここにきてのNY金の強調地合いの大きな支援材料となっている。
 NY金期近つなぎ日足のチャートをみると、3分の2戻りの1302ドルを達成し、目先は200日移動平均線の1310ドルが視野に入ったといえる。1300ドル台回復での需要後退が警戒されるが、金ETFが800トンの大台を示現したこともあり、需要後退懸念よりも先高期待が優位に立つことになるとみる。
 NY金の上昇要因として、金ETFの増加傾向のほかに、米量的緩和の縮小ペースが緩むとみられること、中国での金現物のプレミアム上昇も挙げられる。弱気な米経済指標が相次ぐ中、量的緩和の縮小に変化はないものの、そのペースはやや鈍化するとみる向きが多くなっている。イエレン米FRB議長が議会証言で、量的緩和の縮小継続に言及し、一時値崩れしたものの、その後大きく切り返したことから、市場は量的緩和の縮小を織り込みつつあるとみられる。米FOMCがしばらくないことも、買い安心感につながっているとみる。

NY金200日

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