今週の金価格とコメ価格

金市場―地味に1770~1800ドルトライへ

先週の金相場は1680.20ドルの週初安値から反発に転じた。週末高値1761.75ドルを経て1744.39ドルで越週した。欧州ではEFSF(安定化基金)の新運用スキームの草案が固まり、12月8~9日のEUサミットに向け、IMFを含む支援体制が大枠で構築されるとの見方からユーロ買い、オージードル買いが活発化した。米国株反発もあって次第にセンチメントが改善しつつある。金は1720ドル越えを経て目先の調整場面を脱し、ゆっくりと上昇傾向に転じつつある。ここからは地味に1770~1800ドルトライとなろう。東京金は4350~4300円を下値に円安効果も加味しての上昇へ。

コメ市場-生産者手持ち在庫の動向に関心
23年産米は依然として市場流通が細ったままだ。集荷遅れが改善されない。現物市況は高止まりの傾向で現在、生産者の庭先にあるとされる在庫の動きが注目される。今年は震災影響から縁故米として流れるケースも多い。22年産米を高値で売り過ぎた反動から自然に23年産米の自家消費が伸び、この結果、実流通の場では需給がひっ迫傾向となり、風評被害地域を除けば価格は高止まりしたままだ。ここから在庫が市場に還流してきた場合、市況下落につながる可能性もあるが、一方では、このまま下がらずに越年し、端境期に突入して行くことも考えられる。

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