週刊石油展望

 先週のWTI原油は前週比0.20ドル安の97.66ドル、ブレント原油は先週比0.57ドル安の107.30ドルとなった。
 前週末1月31日の海外市場は、新興国経済への懸念による世界的な株安、対ユーロでドルが2か月ぶりの水準に上昇したことなどが背景となり反落。週明けの東京市場は買い方の投げを誘い大幅安となった。3日の海外市場は続落、1月の中国製造業購買担当者指数(PMI)が50.5と半年ぶりの低水準となったのに加え、1月の米ISM製造業景況指数が51.3(予想56.0)と予想以上に低下し、昨年5月以来の水準に落ち込んだことに反応し欧米株式相場が下げ幅を拡大させたことに連れ安となった。4日の東京市場は大幅続落、為替が101円を割れ、日経平均が600円以上急落したことなどが嫌気され、大引けにかけ下げ幅を拡大、3油種とも1000円を超える下げ幅を記録、特に灯油は前日同様下げ幅が大きく、2日間で先限は2780円の急落となった。5日の東京市場は総じて反発、為替が101円台半ばまで円安に振れ、5営業日ぶりに日経平均が反発したことを受け灯油、原油は堅調に推移。ただ、ガソリンは期近から基調が弱く、当限は130安とマイナスサイドで引けた。石連の週報で2週連続で出荷が100万klを割り込み、在庫が増加したことで手仕舞い売りに下押した形となった。同日の海外市場では夜間取引で米国の寒波の影響で留出油在庫が減少するとの見通しで上値を追う展開ととなったものの、1月の米ADP民間雇用者数が17.5万人増(予想18.5万人増)と事前予想を下回ったことで上値を圧迫した。6日の海外市場は3日続伸。米新規失業保険申請件数が33.1万件(予想33.5万件)と3週間ぶりに減少したことや、ECBが政策金利を据え置き、ドラギ総裁が追加景気刺激措置に言及しなかったことから、ドルが対ユーロで1週間ぶりの水準に大きく下落したことも好感された。週末7日の東京市場は大幅高、為替が102円台と円安に振れる中、日経平均が300円を超える急伸となったことに連れ高となり高値圏で取引を終了した。油種間では灯油、原油が軒並み1000円超となる中、ガソリンは前日、前々日同様上値の重い展開となった。

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