消費増税前の駆け込み需要(GOLD)

 金(GOLD)にとって総弱気であった2013年が終わり、2014年も1月が終わろうとしている中、金の弱気感が後退している。中国・南ア・アルゼンチン・タイ・トルコなど新興国リスクが、これまでの強気一辺倒であった株式・ドルに対しての見直しとなり、金との逆相関のNY株式市場・ドル円が修正安入りとなって入る。
2013年末にかけて、米国のテーパリングを材料に金の大口投機玉の売り越しが高水準に膨れたにも関わらず、1200ドル以下を大きく叩けなかった事で、改めて南アや世界の生産コスト水準での下値支持感を市場が再認識してきた感がある。FOMC(1月28~29日)では、市場の予想通り100億ドルのQE3減額が決定したものの、新興国リスクに関して何らかのフォロー発言を期待した向きもなく、米連邦準備理事会(FRB)が「量的緩和を縮小すれば新興国から資金が流出し景気が悪化。それが先進国の経済にも悪影響を与える」と言う構図から株・ドルは売られた。
 トルコ中銀の緊急決定会合での大幅利上げや、中国工商銀行(ICBC)のデフォルトの可能性あった信託商品についての元本保証などリスク回避に一服感は出ていること、本日から中国勢が旧正月入りとなる事から、NY金も上値が抑えられているものの、1200ドルを大きく売り叩ける地合いではなく、価格帯別出来高の厚い1200~1300ドル水準での底値固めへ移行するのではないか?
 2013年12月の中国の香港からの金純輸入量は、94.847トンと前月(76.393トン)比24%増加。13年通年では過去最高の1158トン。旧正月明けには、再び中国勢の買い姿勢が継続となるだろう。

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