週刊石油展望

 先週のWTI原油は前週比1.50ドル高の94.08ドル、ブレント原油は前週比ドル1.37安の105.51ドルとなった。

 前週末10日のWTI原油は前日の下落に対する売られ過ぎ感や、12月の米雇用統計の悪化を受けた米金融緩和縮小ペース鈍化観測の広がりにより、反発となった。週明けはイラン核開発問題における協議進展、リビアの原油生産回復による原油供給懸念の緩和、金融緩和縮小簡観測を受けた軟調な米株式市場に押され、反落となった。しかし、翌14日は再度反発。12月の米小売売上高を好感した堅調な米株式市場、EIA統計を控える中、米原油在庫が減少見通しなことから買い支えられた。また、翌15日から16日にかけては記録的な全米各地での寒波の影響による石油製品需要の増加、原油在庫が22ヶ月ぶりの低水準になったことを受けて買い支えられる展開となった。

 国内市場は、依然、現物市場の盛り上がりを欠く中、灯油の販売不振を受けて大手元売りが原油処理量の削減を行った。それに伴う灯油在庫の解消期待や、寒波による出荷の回復から灯油の当限は買い支えらる場面が見られた。ガソリンの当限はそれまでのクラック拡大傾向に歯止めがかかり、手仕舞い売りが進行。大幅なクラック縮小となっている。

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