週刊石油展望

 先週のWTI原油は前週比1.43ドル高の98.85ドル、ブレント原油は前週比1.33ドル高の109.92 ドルとなった。

 前週末13日は目立った材料を欠く中、17-18日のFOMCを控えて米金融緩和縮小観測が強まったことから、米株式市場と共に軟調相場となった。週明けは16日は好調な欧米経済指標を背景に一転して反発。12月ユーロPMIの改善、11月米鉱工業生産指数を受けてユーロ高ドル安が進行したことからNY原油は割安感により買戻しが優勢となった。17日は主要イベントを欠く中、積極的な売買手控えられ小反落となるも、翌18日から19日にかけては2日続伸。18日のEIA統計をうけて石油製品が上昇したことや、FOMCによる量的緩和縮小の決定を受けて一時は弱含んだものの、景気先行きに対する楽観ムードが強まったことから、押し目買いが優勢となった。

 国内市場は灯油の期近が下落し、クラックが大幅に縮小した。原油相場は堅調に推移したものの、北日本での需要が振るわないことにより現物市場が大幅に下落。また、出荷の落ち込み、在庫の積み上がりにより荷余り感が強く意識され、売り込まれた。一方でガソリンは元売りによる外販価格の値上げ、現物市況の買い支えによる割安感が生じた為、急伸した。

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