週刊石油展望

 先週のWTI原油は前週比ドル0.08ドル高の97.42ドル、ブレント原油は前週比2.76ドル安の108.59ドルとなった。

 前週末6日は11月米雇用統計の予想以上の結果が好感され、対ユーロでドル安が進行したことからWTI、ブレント原油共に続伸した。しかし、好調な米経済指標を受けて米早期縮小緩和観測が進行したことにより、上値は抑えられた。週明け9日は米経済指標等材料を欠く中、チャート面での悪化や、11月のドイツ鉱工業生産指数の予想外の低下等により、ブレント原油を中心に反落。10日は米原油在庫減少の見通しからWTIは1ドル超の上昇相場となったが、11日のEIA統計で予想以上の原油在庫急減を受けるも石油製品在庫の急増が嫌気されたことにより、前日の上昇分を打ち消す軟調相場となった。翌12日はWTIが安値修正の動きから買い支えられるも、良好な米経済指標を受けた米金融緩和縮小観測が上値を抑える要因となり、方向感に欠ける展開となった。また、一方でブレント原油は冴えない欧州経済指標による株式相場の下落や、石油製品の下落に連動して下げ幅を拡大した為、ブレント-WTI原油のスプレッドは11ドル台まで縮小している。

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