1929年大恐慌前夜との酷似

同+18.4万人から加速。米出口戦略の前倒しが意識され、NYダウは修正入りとなっている。本来はマクロ経済指標の良さは株価にとってプラス要因であるが、3度のQE政策を経てジャブジャブの金融市場下で史上最高値を更新し続けたNYダウにとっては、強い指標は金融引き締め懸念から弱材料となっている。そういった中、市場では「トム・デマークの1929年大恐慌前夜との酷似」が、再び話題に上がっている。

チャート分析の世界では、知る人ぞ知るトム・デマークが、10月に以下のように株式市場に警鐘を鳴らしている。

「アメリカ株の将来はむしろ厳しいように見える。2012年5月から現在までのNYダウのチャートは、ほとんど正確に1929年から世界恐慌となったアメリカ株暴落の足取りを、月を追って辿っている状況にある。

米国株はもう一度、上昇相場を演じそう雰囲気だが、その高値の向こうには大いなる危機が待ち構えているように見える。それは、ワシントンでの行き詰まりがいつどのように解決されるかという事とは多分、無関係に思える。

しかも最高値を取るたびに、インデックスの高値に貢献する銘柄が少なると(高値更新銘柄が少なくなると)、市場は崩壊する。」

1929年前夜と2012年以降のNYダウを比べてみると、確かに自己相関の強い形状となっている。トム・デマークが10月に指摘したように、一段高となり、史上最高値を更新した。リーマンショックでの株価急落で付けた2009年3月の安値以降、4年半近く上げ続けている姿は、やはり異常にも見える。仮に、このまま自己相関が続けば、12月31日に、1929年の大恐慌前夜の高値を付けた時間帯に入る。

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