一足早いクリスマスプレゼント銘柄

当欄で『日柄からは、昨年ドル円が動意付き始めたのが11月14日。メリマンの重要変化日が11月11日。変化の起こりやすい時間帯にメイントレンド発生できるか否かに注目したい』と指摘したが、同時間帯にドル円は、三角保合いを上放れ、11月20日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、雇用情勢次第では、今後数回のFOMCで資産買い入れの縮小を決定できるとの認識を一部のメンバーが持っていることが判明し、テーパリングに関して「検討する」との表現が見られた事好感したドル買いがさらに強まり、9月高値を抜き上げ加速となった。GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のポートフォリオ見直しで将来的に外国資産への投資配分が拡大されるのではないかとの観測も一因となった。

株式市場では、ダウが史上最高値を更新し、日経平均も大幅続伸するなどリスクオンの動きが強まっている。一方、ドル建ての金はドル高・株高を嫌気して上値の重い状況が継続している。イランの核開発問題で6ヶ国との協議が歴史的な合意を見せ、地政学リスクが後退したことも上値を抑える一因となった。

昨晩はサンクスギビングデーで米国市場は休場で、本日は週末・月末が重なると言うことでポジション調整も意識されやすいものの、来週6日の米雇用統計に向けて、足もとのマクロ経済指標は強気のものも増えており、雇用統計で強気の数字が出れば、出口戦略への思惑は高まり、一段高も要想定。この場合は、5月高値クリアも意識されるだろう。下方リスクシナリオは、雇用統計が弱気に振れ、年末年始にかけて浮上してくる米債務上限問題の混乱が大きくなるケース。ただし、米予算局は、20日に債務上限引き上げを最大で2014年6月まで先送りできると発表しており、リスクオンからのドル買い・株買いがクリスマスプレゼントと言うのが、足もとでのメインシナリオか?

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