ジム・ロジャーズの見方(穀物)

 ジム・ロジャーズが来日講演した。ジョージ・ソロスと共にクォンタム・ファンドを立ち上げ、ファンドは10年の間に4200%の驚異的なリターンを実現(同期間のS&Pの上昇率は47%)。冒険投資家として二度の世界一周旅行を成し遂げ、116カ国152,000マイルの旅のギネス記録を持つ。
 メールでのやりとりを含めて、もう10年以上、ジム・ロジャーズの発言には注目してウォッチしているが、現地での調査と長期の歴史観に基づく彼の国際社会・経済分析の着眼点の鋭さは、これまでの実績を見れば、誰もが肯定せざるを得ないだろう。
今回、復興チャリティーセミナー「日本SAIKOH2011」での講演を私も拝聴した。

 自らトレード(短期売買)が苦手と言う彼の講演は、長期的なスパンに基づくシナリオとなる。最近では娘や孫のための投資と言う言葉を使うようになっている。

 世界中の投資家が商品市場に対して総弱気になっていた1998年に商品インデックス(RICI)を設立したが、同インデックスは、1998年8月1日以来2010年12月30日までに289.64%の上昇を達成している。
10年近く上昇を続けている商品市場だが、ジム・ロジャーズは依然として強気姿勢維持だ。

 その中でも、「農業に注目」としている。世界人口が着実に増加している中、農家の高齢化は世界的に共通しており、将来的に農作物の不足から価格は急騰すると予想しているためだ。農業は今後20─30年で最も成長の見込める分野とも話している。

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