週刊石油展望

 先週のWTI原油は前週比0.56ドル安の96.53ドル、ブレント原油は前週比2.29ドル高の109.30ドルとなった。

 前週末10月25日は、WTIは悪いファンダメンタルが意識され軟調な場面もあったが、短期的な売られすぎ感から切り返した。ブレントはグレンジマウス製油所の稼働の報から圧迫され変わらずの展開となった。
 先週に入り、流れは上昇に傾いた。28日には前週末のイラクでの連続テロやリビアのデモによる輸出の急減が意識されたこと、29、30日の日程で開催されるFOMCを前に緩和継続予想が大勢を占めたことが値の下支えとなり大幅に上昇した。29日、30日とはFOMCへの予想はほぼ織り込まれ様子見姿勢が支配的な展開であったが、30日に発表された米国の石油統計では改めて米国在庫の過剰が示され、WTIが大幅に下落する一方で、前述のリビアの件等からブレントは上昇するなどまちまちの動きとなり、ブレントとWTIのスプレッドは大幅に拡大した。31日はユーロ圏消費者物価指数の不調によるドル高ユーロ安やリビアの油田再開期待もあり両油種ともに、下落する展開となった。中東のリスクが改めて意識されたことから両油種の値動きに差が出る一週間となった。

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