週刊石油展望

 先週のWTI原油は前週比3.80ドル安の97.09ドル、ブレント原油は前週比2.26ドル安の107.01ドルとなった。
 前週末18日は中国の7-9月期のGDP伸び率の加速や米金融緩和縮小先送り観測、ドル安が好感され、WTI、ブレントともに小反発し、前日の安値修正となった。ただ、API原油在庫の増加が相場を圧迫し上げ幅は限られた。週明けの21日は、先週分のEIA統計が発表され、原油在庫が予想以上の増加を示したことから、WTI、ブレントとも反落したものの、WTIは1.5ドル超下げた一方で、ブレントはユーロ高ドル安を受け割安感から買われ、小幅安にとどまった。翌22日、延期されていた米9月の雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数が予想を下回ったことやEIA統計で原油在庫が増加する見込みなど、ファンダメンタルズの弱さが意識されWTIは続落、1ドル超の下げとなった。しかし、ブレントは弱い米経済指標を受けて、ユーロ高ドル安が一段と進行したことにより割安感から買い支えられ小反発。WTI、ブレント間のスプレッドは4月以来となる12ドル超まで拡大した。23日の海外市場は、WTI、ブレントともに1ドル超の下落。中国の9月の原油在庫が過去最高を記録したことや米国内製油所のメンテナンス期入りに伴いEIA統計で原油在庫が予想以上に増加したことが嫌気された。続く24日、WTIは米週間新規失業保険申請件数が予想以上に増加し一段安となるも、短期的な売られすぎ感から小反発し安値修正となったが、ブレントは前日の下げで200日移動平均線を下回るなどチャート面の悪化などから続落した。

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