週刊石油展望

 先週のWTI原油は前週比-0.5ドル安の102.66ドル、ブレント原油は前週比2.66ドル高の111.52ドルとなった。前週同様に米国一部政府機関の閉鎖が続く中、17日の期限が迫る連邦政府の債務上限引き上げ法案の採択に対して、楽観的・悲観的双方の発言が交錯し相場を上下に大きく動かした。

 先週末の海外市場は、米政府機関の一部閉鎖で雇用統計等の重要な経済指標の発表がないなどデフォルト懸念が高まる中、一部から財政協議ではデフォルトが回避されるとの楽観的な見方や メキシコ湾上を移動する熱帯性暴風雨「カレン」による供給懸念から買われた。 今週に入ってからは「カレン」の勢力が弱まり、メキシコ湾岸の石油施設が操業を再開したことで 供給不安が後退したことやベイナー米下院議長が「下院は他の条項を含まない連邦債務の上限引き上げ法案を可決することは出来ない。」と言明したとを受け、17日に期限を迎える債務上限切り上げ で議会は合意に至らず、デフォルトに陥るとの懸念が一段と強まったことが背景となり弱含む展開となった。 しかし、週末になると共和党下院議員らが無条件の6週間債務上限引き上げ案を検討しているとの報を受け、米議会がデフォルト回避に向けた財政協議で歩み寄る兆しが出てきたことへの期待感から大きく上昇して週末を迎えた。

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