特に目立ったニュースの無い週

 米国での議会の対立は日曜日Boehner共和党下院議長がテレビ出演で、オバマ大統領が議論に応じない限り債務上限には応じないという強気の発言をしたことで、一層対立が嵩じているようだ。イタリアのベリルスコーニ氏といい、このところ政治の不毛な対立が経済を傷つけることが多い。
 しかし、それに対して金価格は正当な反応をしていない。2011年の7月に同様な債務上限問題が発生したときはNY金価格は9月6日の史上最高値まで上昇を続けた。今回は、金はまさかの時の逃避先でもなく、またリスク資産として売られるわけでもないという、おいてきぼりの地位に甘んじている。
 プラチナは世界最大のプラチナ鉱山アングロアメリカンプラチナム社におけるAssociation of Mineworkers and Construction(AMCU)という労働組合が9月27日からストライキに入っている。4800人の馘首に反対しているためだ。同社は当初の1万4千人規模の労働者削減を政府の仲介により6000人に減らし、既に1200人は退職が完了しており、残り4800人の契約解除に対する労働組合の反発であり、事態は簡単に収まりそうにない。同社CEOは毎日3100オンス(約96キロ)の生産が滞っていると述べている。こうした事態を知ってか知らずか、日米のプラチナ市場はわずかながら値を上げている。反応が良ければ急騰してもおかしくないニュースである。
 原油に関しては、メキシコ湾で発生した熱帯低気圧がハリケーンに昇格せずに消えつつあり、ニューオリンズの港湾口もハリケーンに備えて閉鎖されていたが日曜日再開した。新たなハリケーンの子供も見られないため、ドライブシーズンが終わり、需要の端境期にあるためパッとしない展開が続いている。
 当面は10月17日に向けてオバマ大統領と共和党の水かけ争いを見ているところか。

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