週刊石油展望

 先週のWTI原油は前週比0.49ドル高の103.16ドル、ブレント原油は先週比0.16ドル安の108.86ドルとなった。
 前週末9月27日の海外市場は、引き続き米財政問題の難航による政府機関の閉鎖懸念を受け続落した。30日の東京市場は97円台への円高も加わり右肩下がりの展開で3油種とも先限は1000円を超える大幅安となった。翌1日は78円台半ばまで円が下落したことから買い先行となったが、後場に入り米政府機関の閉鎖が決定するとドル、株式と連動するかたちで上値を削った。同日の海外市場では17年ぶりの米政府機関の閉鎖や17日に期限を迎える米債務上限切り上げ問題による米国債のデフォルト懸念、さらに米原油在庫の増加見通しを受け3日続落となった。2日の東京市場はガソリン主導の下げ局面、株安、円高に対する警戒感でガソリン先限ではファンドの手仕舞い売りも見られた。しかしNY時間に入るとAPI(米石油協会)統計での予想以上の原油在庫増加や米ADP雇用者数が事前予想を下回ったことへの反応は限定的で、その後はカナダのパイプライン大手トランスカナダが10月末までにメキシコ湾岸へのキーストン・パイプラインの試運転開始との見通しを発表したことを受け米クッシング在庫が一段と減少するとの見方が広がりWTI原油主導で急反発となった。3日の東京市場は原油はしっかりした展開、ガソリンは現物市場の軟調地合いを受け期近はマイナス引け、灯油は主要出し元の仕切り値上げを反映して期近高となった。3日の海外市場では引き続き米財政問題が実体経済に与える影響が懸念される中、9月米ISM非製造業景況指数が予想以上に低下したことを受けた株安につられ反落した。4日週末の東京市場は軟調、昨日同様ガソリンは期近主導で下落、ガソ買い/灯油売りの投げ商いも散見された。

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