トウモロコシ、年末まで弱基調は続き、豊作に売りあり

 米農務省は9月末に四半期在庫となる9月1日現在の全米在庫を発表している。事前予想は6億8800万ブッシェルだったが、それを大きく上回る8億4100万ブッシェルとなったが、需要見通しの予測がかなり甘く、実際の需要が低迷したため、在庫水準が引き上げられてしまったと考えられる。
 ちなみに、需給報告で示されている期末在庫は8月31日の在庫だけに、今回の数字はそれに相当する。従って、需給報告で予想された期末在庫が参考になるが、9月の需給報告での期末在庫は6億6100万ブッシェルだっただけに、10月の需給報告で、2012年度の期末在庫は1億8000万ブッシェル引き上げられ、8億4100万ブッシェルとなるのはほぼ確定している。
 この期末在庫は2013年度の期初在庫となる。つまり、2013年度の供給がさらに増加することを意味する。9月の需給報告での2013年度の期末在庫は18億5500万ブッシェルとなる。この期末在庫に期初在庫の増加分となる1億8000万ブッシェルを加算すると、期末在庫は20億3500万ブッシェルとなり、20億ブッシェルの大台に水準を切り上げる可能性を示唆している。
 供給面でさらに注目は生産高である。インフォーマは9月下旬に生産高事前予想の修正を明らかにし、生産高を138億8900万ブッシェルとし、同社の前回の事前予想から4600万ブッシェルの上方修正を実施している。米農務省の9月の生産高予想と比較すると、今回のインフォーマの生産高事前予想が1億4900万ブッシェルも多くなる。
 このように、米国トウモロコシの生産高は次回発表で上方修正されるとの見方が有力となっている。

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