陰の極みで満月買い(貴金属)

NY貴金属は、シリアの化学兵器使用問題で、ロシアが国際管理下に置くことを提案したことによる地政学リスクの後退や、南アフリカの一部金鉱山のストライキが賃上げを伴い収束した事、そして9月17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での量的緩和の縮小思惑が上値を抑える要因となっていたが、昨晩のFOMCで、QE3の縮小はせず、月間850ドルの債券購入も継続と言うサプライズな内容に、市場は株高・ドル安・貴金属高で反応した。

これまで早期の出口戦略思惑からのドル高などを嫌気しながら下落してきたNY貴金属も下げ止まる可能性。異例の金融緩和からの「出口戦略」着手は、10月の次回会合以降に先送りとなった。バーナンキ議長の会見のある12月以降という見方や、新議長体制以降との見方も出ている。100円乗せで三角保合いを上放れたかに見えたドル円だが、元ハーバード大学学長のローレンス・サマーズが、次期FRB議長指名辞退に加え、今回のFOMC決定で、ドル高が急速に進む可能性は後退していると言えよう。新たな三角保合いかボックス相場で日柄をかける状況も想定される。

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