ゴールドマン・サックスとJPモルガンの金価格分析の違い

NY金先物相場は、年初の1オンス=1,695.40ドルから6月26日には1,179.40ドルまで516.00ドル(30.4%)もの急落となるも、7月から8月にかけては戻り圧力が強まり、8月28日には1,434.00ドルと5月14日以来の高値を更新した。しかし、9月に入ると再び戻り売り圧力が強くなっており、今週後半は1,300ドルの節目割れも警戒される状況になっている。

7月以降の金価格反発を受けて、マーケットでは「金価格はボトムを確認した」との分析が多く見受けられるようになった。1,200~1,300ドルのレンジでは、アジア系を中心に現物筋の在庫手当が活発化したことで、需給要因から6月の1,200ドル割れはオーバーシュート(行き過ぎだった)との反省が広がった結果である。しかし、ここにきての再びの急落相場を受けて、金価格のボトム確認論には再び議論が投げ掛けられる状況になっている。

金融大手各社の分析も割れている。9月6日には貴金属市場において注目度の高いJPモルガンが、金の「売り推奨(underweight)」を取りやめて、「中立(neutral)」に修正したことが話題を集めた。バンク・オブ・アメリカ(BOA)なども、金価格は既にボトムを確認したとの評価を示している。一方、ゴールドマン・サックス・グループは9月11日に改めて弱気見通しを示し、金価格は依然としてダウントレンドの過程にあるとの慎重な見方を維持している。

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