「やっぱり金(GOLD)」復活!!

 8月当欄で「金は死なず(8/1)」・「底打ち確認(金・白金)(8/26)」と題したコラムで指摘した通り、8月のNY金は堅調推移となり、一時1400ドル台を回復した。バーナンキ・ショックと中国のシャドー・バンキング問題が重なったことによるリスク回避からのNY金の1200ドル割れ(6/28)安値とNY白金の1300ドル割れ安値が今年の底値候補となりそうだ。
 6月の急落時に付けたNY金の安値は、「GFMS2013」による、南アフリカの生産コスト(Total production cost)は1232ドル、世界全体の生産コスト(Total production cost)は1211ドル水準が下値支持として機能した格好だ。同じくNY白金も、南アフリカの生産コスト(Total cash cost)1330ドル、世界全体の産コスト(Total cash cost)1296ドルが下値支持として意識された。リーマンショックの急落時も、同水準が支持帯として機能しており、今回も出来高を伴って支持されたことで、底打ち感は高まるであろう。
足もと、南アフリカの一部金鉱山のストライキが賃上げを伴い収束したとの報道が、貴金属の利食いの材料となっているが、賃上げはコスト増に直結する訳で、中長期的には下値支持水準が引き上げられる要因となろう。
 年初からの下げの一因となっていたSPDRゴールドの現物保有高も、足もと下げ止まり感を見せており、微増傾向となっている。また、CFTC建玉明細で過去最高水準にまで膨れ上がっていたファンドの売り越しは価格上昇に伴い買い戻しが進んでいる。ただし、買い越し水準自体は依然として低水準で、ファンドの買い余力の高い状況だ。

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