底打ち確認(金・白金)

前回当欄(8/1)で「金は死なず」と題してコラムを書いたが、バーナンキ・ショックに続く上海株の急落をきっかけに一段安となったNY金の1200ドル割れ(6/28)安値が当面の底値候補となりそうだ。
NY金(12月限)は、4月16日安値(1325ドル)~5月安値(1339.7ドル)が上値抵抗となっていたが、中国の需要増加期待やエジプト情勢に対する懸念、原油高などを受けて、上値抵抗であった同水準~1350ドルを上抜き、上げ加速となった。この1350ドル水準を上抜いたことで、価格帯別出来高の厚い1300ドル水準の下値支持感は高まることになった。
6月の急落時にドル建ての金は、これまでのレンジ(1500~1800ドル)のレンジの倍返し(1500ドル‐300ドル)=1200ドルを達成。ザラバで1200ドルを割り込んだものの、終値ベースでは回復したが、「GFMS2013」によると、南アフリカの生産コスト(Total production cost)は1232ドル、世界全体の生産コスト(Total production cost)は1211ドルとなっており、これらのラインの下値支持感が意識された格好だ。

米証券取引委員会(SEC)の四半期ごとのF13によると、ポールソン・ファンドのSPDRゴールドの保有高は、6月末に1020万口(31.73トン相当)となり、3月末の2180万口(67.81トン相当)から半減。ソロス・ファンドは全て売却した事が判明したが、SPDRゴールドの現物保有高は、足もと下げ止まり感を見せており、微増傾向となっている。7‐9月期には、安値を買い拾う動きも出てきそうだ。

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