週刊石油展望

 先週のWTI原油は前週比2.77ドル安の105.07ドル、ブレント原油は前週比1.24ドル安の107.43ドルとなった。
 前週末19日は好調な米経済指標や、FRBバーナンキ議長の議会証言をうけて米量的緩和早期縮小観測が後退したことを背景に小幅高となった。週明け22日は、これまでの上昇に対する買われ過ぎ感の広がりや、6月の米中古住宅販売件数の予想外の減少などから、高値修正の動きに押されるなど反落となった。23日は中国政府が経済成長率7%を最低限のラインとし、必要によって景気拡大を支える行動を起こす可能性があるとの報を受け、小反発となったが、翌24日に7月中国製造業の悪化を受けて景気減速懸念が生じたことから反落。その後も高水準な原油生産が高水準が続いていることによる供給過剰懸念から利益確定売りを進める動きもみられ、上値が重い展開が続いた。

 WTIとブレントのスプレッドは米国で原油処理が減少し、生産が増加したことが嫌気され、WTIが大幅に下落したことや、独企業景況感指数の改善などから北海産原油に対する需要回復が期待され、ブレントの上げ幅が大きくなったことにより拡大した。

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