チャイナ・リスク急浮上!!

バーナンキFRB議長の「今年後半には資産購入ペースを減速。慎重に段階的に来年前半には資産購入減額を継続。そして来年半ば頃に終了」発言を嫌気した流れが中国を始めとする新興国に飛び火してきた。これまで、ドルキャリートレードなどで新興市場に流入していた資金が、米国へ還流する流れが始まってきた感触だ。
20日には中国の翌日物インターバンク・レートであるSHIBOR(上海銀行間取引金利)が急騰した。この急騰の原因は、地方政府によるシャドーバンキング・システムだと報じられている。大手銀行が地方政府の不動産開発に対する融資を絞る中、地方としては融資資金を自前で調達する必要が生じたため、本体と財務的に隔離された中小金融機関を通し、そこがWMPと呼ばれる利回りの良い商品を富裕層に対して販売し資金を調達すると言うのが中国版シャドーバンキングだ。そもそも「影の銀行」と言われるだけあって、正確な実態は不明だが、東京新聞に掲載された記事によると、シャドーバンキングの規模は、2010年に約20兆元(320兆円)とされていたが、2012年には29兆元以上に膨張。2011年の国内総生産(GDP)の約66%に上り、日本のGDPとほぼ匹敵したと書かれている。 さらに、人民銀行は手形発行で市場から20億元(約300億円)の資金を吸収したことで、景気下支えよりも、「シャドーバンキング」に歯止めをかけ、改革を優先する姿勢を見せたため、上海株価は大きく崩れている。

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