週刊石油展望

 先週のWTIは前週比1.39ドル高の94.90ドル、ブレントは1.72ドル高の103.79ドルとなった。
 前週末5月31日のWTIは、OPEC総会で原油生産目標が据え置かれたことによる供給過剰懸念や、4月のユーロ圏失業率が過去最悪の水準となったことをうけたユーロ安ドル高の進行により反落となった。週明け3日は、米5月ISM製造業景況指数の悪化などの米経済指標の悪化を受けて、景気刺激策の縮小観測が後退したことからユーロ高ドル安が進行。序盤の下落分を大幅に切り返す反発となった。4日は雇用統計を控え方向感の定まらない動きとなりもみあい相場となったが、5日はEIA発表における原油在庫の予想以上の大幅減少を受けて上昇、翌6日にかけてもECB政策金利据え置きの発表や、米新規失業保険申請件数の減少によるユーロ高ドル安の進行から、一時高値95.32ドルに到達するなど、2日続伸となった。

 WTIとブレントのスプレッドは中国PMIの低下など世界経済減速の流れを受けたブレントの下落、米国の輸入原油への依存低下による原油在庫の取り崩しにより,週前半は縮小傾向にあった。しかし、その後はドル安の進行や、100ドルの水準が意識されたことによるブレントの反発が目立ち、スプレッドは拡大した。

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