週刊石油展望

 先週のWTIは前週比0.39ドル安の93.51ドル、ブレントは0.28ドル安の102.07ドルとなった。
 前週末24日の原油相場は、良好な経済指標を受け、現行の量的緩和策の縮小につながるとの警戒感から売りに押された。売り一巡後は株式相場が安値から持ち直したことで切り返し、前日比小幅安で引けた。週明け27日は、米メモリアルデーにて休場。連休明けの28日は上昇。この日発表された米経済指標は、良好な数字が並んだ。3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数は14ヶ月連続の伸び、5月の米消費者景気信頼感指数は5年3カ月ぶりの高水準となった。これらを受けて米株式市場が反発、原油も上値を伸ばしていくも、一方でドル買いの動きに押され、一段高とはならなかった。29日 は急反落。IMFとOECDが、2013年の中国経済成長率を前回予想から大幅に下方修正、需給悪化懸念が相場を下押した。また、週末のOPEC総会で、原油生産目標が据え置か れるとの見通しが強まっていることも相場の圧迫材料となった。30日は小反発。EIA統計にて原油在庫が300万バレル増加(予想:50万バレル減少)となり、相場を圧迫。一方、米GDP改定値や新規失業保険申請件数の予想を下回る結果を受け、金融緩和策は継続との見通しからユーロ高/ドル安が進行、安値から切り返す展開となった。

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