NYダウ急落を暗示?(NY金)

NY金とNYダウの値動きを見ると、昨年末辺りからリーマンショック以降続いていた順相関から、本来の値動きとも言える逆相関の動きが明確になっている。マーケット全般に言えることだが、リーマンショック以前に回帰している流れの一環だ。

NY金は、昨年末から始まったドル高・株高を受けて下落、2011年高値が当面の天井候補として意識されているが、4月16日と5月20日に1300ドル前半水準を維持したことで、短期的にはダブルボトムで1300ドルが下値支持として意識されそうだ。1300ドル水準は、2008年10月安値から史上最高値までの上昇に対する半値押しと重なる重要支持線でもあった。

株高・ドル高が強まる中、米商品先物取引委員会(CFTC)建玉明細によると、大口投機家による売り注文の未決済玉は過去最高水準に達し、「通貨の顔」や「リスク商品の顔」としての金(GOLD)が売られてきたが、日本株の乱高下を端に発したリスクオフの動きから、「安全資産としの金」が買われてきた格好だ。「商品(モノ)としての顔」からは、南アフリカなどの生産コスト(GFMSの試算する南アの生産コストは1230ドル台)も意識されており、このまま価格が上昇すると、売り方投機筋の踏み上げを誘うような動きも出てくるかもしれない。

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