第32回、一目均衡表その3、「三役好転を中心に世間一般的に言われる一目均衡表の買いシグナル売りシグナルを検証。」

「小次郎講師の使えるテクニカル分析講座、実践編」第32回


□皆さん、こんにちは。さていよいよ一目均衡表も3回目、まだまだ長期連載の序盤だが、しっかりとついてきてくだされ。


■こんにちは助手のムサシです。前回の「半値(仲値)線」勉強になりました。半値線って、ある一定期間の中心値をつないだ線だったんですね。

図

□そういうこと。大事だからちょっと復習。転換線は過去9日間、基準線は過去26日間、先行スパン2は過去52日間の中心値を毎日つないだ線。このことの理解が一目均衡表を正しく理解するときの肝になる部分なのでしっかりと頭に入れておこう。上記図は基準線のケース。過去26日の最高値と最安値を見つけると、過去26日間はその最高値と最安値の間で価格が動いていたということがわかる。(←当たり前だが。)この値動きゾーンの中心に当たる価格を意識しようというのが一目均衡表の半値線の考え方。基準線の場合は過去26日間の中心となる価格をつないだ線となる。基準線・転換線などは移動平均線とよく混同されるが、全然別物なので一緒にしないように。

■了解。
 

第3章 世間でよく言われている一目均衡表の買いシグナル売りシグナルを正す。

□本日はまず最初に、世間一般の本やWebで一目均衡表の売買シグナルがどのように書かれているかをお話して検証していきたい。

■はい。

買いシグナル
1.転換線が基準線を上抜けたら(下から上へクロスすること)買い。
2.遅行スパンがろうそく足を上抜けたら(下から上へクロスすること)買い。
3.価格が雲を上抜けたら(価格が抵抗帯上限を突き破ること)買い。

売りシグナル
1.転換線が基準線を下抜けたら(上から下へクロスすること)売り。
2.遅行スパンがろうそく足を下抜けたら(上から下へクロスすること)売り。
3.価格が雲を下抜けたら(価格が抵抗帯下限を突き破ること)売り。

□などという説明が多い。

■ですね。間違ってるんですか?

□間違っているとまでは言えないものの、説明が足りなさすぎる。そのために正しく使えないので要注意。例えば買いシグナルが3つもあって出る時期が違う。どれを信じたらいいのかってなる。

■でも、確か三役好転ってのがあって、それが一番強いシグナルだとか?

□よく勉強している。でもそれが間違いの元。

■三役好転が最大の買い場というのは間違いなんですか?

□ああ。それだけの知識では間違ってしまうね。

■そうなんですね。

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