低迷する白金の見方 Part2

 前回は白金についてファンダメンタルズの現状分析を中心に解説しました。今回は、金価格との関係を軸に、現在の状況下における投資対象としての白金の考え方を解説します。

 白金価格は、同じ貴金属で一番の大型銘柄である金価格と連動しつつ、やや上ザヤで推移するのが基本的な動きです。宝飾品セクターにおいて白金と金は一部で競合関係にあるなかで、白金は金と比較して希少性が高いことがこのような傾向を作り出しています。
 ただ、長期チャートを見ると、白金価格が金価格に対して同値圏や現在のように下ザヤとなることは、それほど珍しい現象ではないことが分かります。過去の需給統計をみると、工業用需要の鈍化等で需給が悪化した際に、下ザヤとなりやすい傾向があるようです。
 しかし、過去の金価格に対する下ザヤは、時間の経過と共に再度上ザヤに戻っていることから、現時点でコインや地金などによる長期的な投資を考える場合は、金よりも白金を選ぶほうが有利といえるでしょう。

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