週刊石油展望

 先週のWTIは前週比0.24ドル高の92.61ドル、ブレントは0.96ドル安の107.61ドルとなった。
前週末15日のWTIは米国の景気回復期待を背景に続伸し、約1ヶ月ぶりの高値となる93.45ドルに到達した。18日はキプロス救済条件となっていた銀行預金への課税措置に関して修正する動きが伝えられたことやユーロ圏財務相がキプロス問題に関して柔軟な姿勢を示したことから高値を更新するなど続伸となったが、19日はEIA原油在庫増加の見通しやキプロス議会で預金課税案が否決され、金融支援をうけるのが困難になると の見方が強まったことを背景にユーロ安ドル高が進行してWTIは反落した。20日はEIA発表における原油在庫が予想に反して減少となったことをうけて相場は反発したが、21日は依然としてキプロス情勢の不透明感が強いことや複数の欧州経済指標が悪化したことから株式が下落し、リスク回避の動きから原油相場も下落した。

 WTIとブレントのスプレッドはキプロス問題による欧州危機懸念の高まりによりリスク回避の動きがみられたことからブレント買い・WTI売りのポジションの手仕舞いが加速し、スプレッドは縮小した。

 国内市況は欧州危機懸念をうけた円高の影響により全面安となった。灯油の出荷は9週連続の前年割れと需要の低下が顕著に表れている。

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