週刊石油展望

 先週のWTIは前週比0.38ドル安の91.43ドル、ブレントは0.12ドル高の111.00ドルとになった。
前週末1日のWTIは米強制歳出削減発動による景気悪化の懸念や1月のユーロ圏失業率が過去最悪となったことによるユーロ安ドル高の進行を受けて下落した。4日は2月の中国PMIが54.5と低水準に落ち込んだことによる需要後退懸念やWTI価格が90ドルを下回ったことによるテクニカル売りなどから3営業日続落となった。翌5日は複数の欧米経済指標の改善や北海油田からのパイプライン輸送停止を受けたブレンド原油の上昇により反発したが、6日はEIA統計において原油在庫が予想以上に増加したことを嫌気して反落するなど週半ばは方向感に欠ける動きとなった。7日はECBドラギ総裁による「2013年のユーロ圏経済は緩やかに回復している」との発言を受けてユーロ高ドル安が大幅に進行したことからWTIは週初めの下落分を切り返す上昇相場となった。

 WTIとブレントのスプレッドはブレントのパイプラインシステム停止による供給懸念から格差が拡大したが、7日にパイプラインシステムが再開したことが嫌気されたとからブレントの上値は抑えられ、拡大幅を縮小した。

 国内市況は大幅な円安の進行によりガソリン、灯油共に全面高となった。また、灯油は出荷が7週連続の前年割れになるなど気温の高さによる需要後退が目立つことから当限の上値は重く、クラックスプレッドは縮小した。

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