週刊石油展望

 先週のWTIは先週比4.04ドル安の93.18ドル、ブレントは同3.63ドル安の114.17ドルとなった。
 前週末15日のWTIは昨年12月のユーロ圏貿易収支の減少や米鉱工業生産指数の悪化を受けてユーロ安ドル高が進行したことにより下落した。祝日明けの19日は2月の独ZEW景況感指数が大幅に改善したことから反発したが、翌20日から21日にかけてはFOMC議事録のなかで、複数のメンバーが量的緩和について「労働市場が大幅に改善する前に、縮小か停止することも十分ある」と言及したことによりユーロ安ドル高が進行し、下落相場となった。また、EIA原油在庫の増加も弱材料となり、一時、1月7日以来の安値92.63ドルに到達した。

 WTIとブレントのスプレッドは、シーウェイ・パイプラインの2月-5月の原油輸送能力の拡大により縮小すると思われたが、EIA原油在庫の増加などを嫌気したWTIの下げ幅がブレントを上回ったため、20.99ドルに拡大した。

 国内市況では円高の進行や原油安に連動してガソリン、灯油ともに軟調な相場となった。一方、ガソリンのクラックスプレッドは元売りが23日以降適用のスポット価格を2.5円引き上げたことから当限を中心に下げ渋り、拡大したが、灯油は出荷が5週連続前年割れなど需要後退が続いていることから当限を中心に縮小した。

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事