大豆輸出成約が今年初のマイナスも、過去のデータに過ぎない

22日のシカゴ大豆相場は前日比-26.50セントの急落相場となった。米農務省(USDA)が発表した週間輸出成約高(2月14日まで)で、大豆の成約高がマイナス5万7,500トンとなったことが失望売りを誘った結果である。市場予測は50万~90万トンとなっていたが、仕向け地不明で52万1,700トンもの成約キャンセルが報告されている。この数量から見る限りは、高い確率で中国向け成約のキャンセルであり、中国からの米国産大豆に対する引き合い鈍化のリスクが警戒されるのは当然と言える。

週間輸出成約高は、1月24日125万3,011トン、同31日158万3,511トンと高いレベルを維持していたが、2月7日の週にも中国向け成約キャンセルから23万5,818トンまで落ち込み、14日の週でついにマイナスに落ち込んだ形になる。

今回と同様に週間輸出成約高がマイナスとなる現象は、昨年12月20日の週にも報告されており、それが1月の大豆相場を一時1,351.50セントまで押し下げたことは記憶に新しい。

ただ、これはあくまでも14日の週までの動きであり、足元の輸出環境には特に問題はないと考えている。実際、22日に中国向け41万トン、21日に仕向け地不明で13万0,450トン、19日に中国向け12万トンなど、その後は2月上旬に途絶えていた大口輸出成約が相次いで報告されている。

今後の輸出成約統計には注意が必要だが、1,500セント台確立を試す流れが修正を迫られる可能性は低いとみている。この統計発表直前には高値1,516.50セントに達し、昨年11月7日以来の高値を更新していたことにも注目したい。

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