FOMC議事録ショック!

 昨晩のNY市場で米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(1月分)が発表された。FOMC議事録では、「資産買取りを減速または停止することがおそらく適切」という文章で具体的なタイミングへの言及が削除された(前回は「2013年末よりもかなり前に」となっていた)。その代わりに「雇用市場の大きな回復の前に」と変更された。また、その意見を支持するメンバーの数が「several(数名)」から「 a number(多く)」に増加。バランスシート拡大に伴うリスクが再び議論された一方、緩和スタンスを維持しないリスクも指摘された。さらに、QE3の減額・終了を支持するメンバーの増加も確認されて、これまでのFOMCで「失業率が6.5%を下回るまでは資産購入を継続」との認識が示されていたのが、その前にも停止の可能性があると示唆されたことが、金(GOLD)市場で嫌気された。

 リーマンショック以降の金市場において、米国を始めとする世界各国の金融緩和政策が、価格上昇の大きな一因となっていた訳で、足もとのマクロ経済指標の改善傾向もあり、ハシゴを外される恐怖が、我先にと言う買い方の投げに繋がった。先週末に米証券取引委員会(SEC)登録ファンドの四半期ごとの運用資産銘柄開示(通称13F)で、ソロスを含む主要ヘッジファンドの金ETF売りが確認されていた事も、恐怖の下地にあったであろう。また昨晩、一部で噂された「コモディティーファンドの破綻&建玉解消の噂」もポジション調整に拍車をかけたと思われる。

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