ファンド売りVS中国買い

米証券取引委員会(SEC)登録ファンドの四半期ごとの運用資産銘柄開示(通称13F)が発表された。今回は10月~12月の数字(12月末時点)だったが、主要ヘッジファンドの金ETF売りが確認され、NY金市場は一時1600ドルを割り込んだ。NY市場がプレジデンツデーに伴う3連休前と言うこともあり、ポジション調整と共にストップロスを巻き込んで急落した。13Fによると、ジョージ・ソロスのヘッジファンドは、金ETFを前期132万株(2億2713万ドル)保有していたが、今期は60万株(9720万ドル)に減少させていた。購入コストは1400ドル前後、売却価格は1700ドル前後で利益確定したと推定される。同時期にジョージ・ソロスが昨年11月半ばから円売りで10億ドル(約930億円)を稼いだとウォール・ストリート・ジャーナルが報じたが、いち早くアベノミクスに乗じた円売り(ドル買い)と、ドルに対して逆相関の関係を持つ金(GOLD)売り、そして、日本株買いを行っていたと推測される。13Fでは、保有銘柄リストに、前期にはなかった「日本株ETF」が若干入っていた。報道によると、現在のソロスのポートフォリオの10%は日本株と伝えられており、今年に入ってから日本株関連を買い増ししている可能性もある。金ETFに関しては、ソロスだけでなく、ジュリアン・ロバートソンや、PIMCOなども保有株を減らしていた事が、金市場では嫌気された。

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