原油は売りか?

 米国商品先物取引委員会から先週金曜日に公表された先週火曜日2月12日までのファンドのネット買い残は、金が前週から4,133枚減少して12万8,581枚となった。作年8月の水準に戻っている。一方原油は、5,826枚買いが増えてネット買い残は31万4,345枚となっている。これは作年9月以来の多い水準であり、1週おいて8週連続の増加であり、こちらは今後減少することが想定される。全商品の中で最も多いネット買い残である。

 これまで20万枚以上の比較的多い水準を保ってきたトウモロコシは、16万6,618枚に5万8,482枚の大幅減少であり、人気が薄れていることが伺える。大豆は前週比ではわずか270枚の増加であるが、14万1,705枚と比較的少ない水準にある。とは言っても、他に突出して多いファンドのネット買い残のある商品は見当たらず、大豆粕の5万4,049枚、プラチナの5万2,576枚等が少し多いという水準で、プラチナは作年9月に比べると2万枚近く増えている。しかし、NY原油プラチナ価格は先週末急落しているので、まだこの買いが残っているかはわからない。

 以上ファンドの買い残から見ると、原油価格が下がりそうだということくらいしか見えてこない。NYガソリンも9万3,789枚で、作年11月から3万枚近く増加しているので、そろそろ危ない水準ではないだろうか。

 穀物は買いが多いにもかかわらず下落しているので、まだ下がる余地があるということか。商品全体のネット買い残は88万2,628枚で、このところ横ばいとなっている。

 為替や金融商品では、円売りのボリュームが減少しており、12月に9万5千枚あった売り残は5万9千枚に減っている。一方で、12月に8千枚の売り残だったユーロドルは2万4千枚の買い残に買われている。米国の長期国債は売りで短期国債は買いとなっている。

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