EIA、OPECとも世界石油需要を引き上げ

今週は相次いで石油調査機関の需給見通しの報告がありました。
EIAは、世界石油需要見通しを2013年は9021万brrl/day、2014年は9162万brrl/dayと+10万brrl、+16万brrlそれぞれ前月報告から上方修正しました。OPECも2013年の世界石油需要見通しを8968万brrl/dayと+13万brrl前月から引き上げました。逆にIEAは発表した月報で、2013年世界石油需要を9067万バレルと推定、IMFが経済成長見通しを3.6%から3.5%に引き下げたため、前月から9万brrl引き下げました。EIAによると中国の石油需要見通しは、2013年1068万brrl/day(前年比+45万)、2014年が1115万brrl/day(前年比+47万)となっています。OECD先進諸国の需要が伸び悩むのに対して、非OECD諸国の需要が中国を筆頭として力強く伸びて原油価格を押し上げそうです。ブレンド原油とWTIの逆ザヤ幅は昨年平均で18ドル程度ありましたが、EIA見通しでは今年平均で9ドル前後まで縮小するようです。また地政学リスクが簡単には払拭されず、100ドル超えても高値追いが続くものと思われます。供給サイドは年々増えていく需要に対して、米国のシェールオイルによる増産が見込め、北海油田の枯渇していく量は十分まかないきれそうです。モンタナ、ノースダコタ、カリフォルニア、テキサス中心に相当量、高品質のシェールオイルが埋蔵されているようです。一説には250億バレルとも言われています。10年20年先は、米国のシェールオイルの大増産が押し下げ要因となるかもしれません。が、しかし今年は世界経済回復期待で買われる株価を後追いしそうで、目先は押目買い方針でいくのがベターでしょう。

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