週刊石油展望

≪海外原油市況≫ 全週末1日のWTIは反発相場となった。複数の米雇用統計が好感されたことやユーロ高/ドル安の流れをうけて一時98ドルを超えるところまで上昇した。週明け4日はイランの核開発問題を巡る地政学上リスクの後退や、ユーロ安/ドル高を受けて反落したが、5日には1月のユーロ圏サービス業景気指数改定値が48.3から48.6と上方修正され、ユーロ圏の景気回復期待によって反発するなど、週前半は上下の激しい相場となった。6日は序盤に下落するも、クッシング原油在庫の減少をうけて切り返すなど強弱材料が入り乱れたことによりほぼ横ばいの相場となったが、翌7日は一転して下落相場となった。ECBドラギ総裁のユーロ高を牽制する発言により、ユーロ安/ドル高が進行したことから一時週間安値となる95.54ドルをつけた。WTIとブレントのスプレッドは、シーウェイパイプラインの輸送制限によりWTI売り-ブレント買いが進行したことから、21ドル以上に拡大している。

 国内市況は円安の影響からガソリン、灯油の期先を中心に大きく上昇した。一方、期近は元売が週半ばにスポット価格を値下げしたことから灯油・ガソリンのクラックスプレッドは縮小した。とくに灯油の期近は出荷が前週比13.8%減と落ち込み在庫が積み増しとなったことから下落が目立った。

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