週刊石油展望

 原油先物市場は先週も続伸。米国GDP減少などネガティブなニュースはあったが、良好な経済指標やファンドの買いから年初来高値を更新し、昨年10月につけた115ドル台に戻している。又、中近東や北アフリカの産油国の政情不安も出てきており縮小してきたWTIとの格差も再度拡大し始めている。
 国内製品市場はここに来てバブルの様相を見せていた灯油市場が落ち着きを取り戻し始めている。陸上市場は原油マーケットの大幅な上昇から1円値上げを打ち出してきたが需要期後半を迎える灯油市場に力強さはなくなっている。但し、依然低在庫であるためと3月先物価格が陸上市場を大きく下回っているためトラブル等に見舞われた場合は要注意である。
 ガソリン先物市場は投機的な買いに支えられ定修期なみのクラックを前半つけていたが現物市場のクラッシュから大きく下落し、再度投機的に買いに支えられ週前半から大きく値を戻した。東燃が原油コスト上昇(着原油62.5 円→65.5円)から先週対比3円コストアップを打ち出してきており現物市場がついて行けるかにかかっている。但しこれでも当日原油対比10,000円、1月予想CIF対比では13,000円程度の価格である。2月はガソリン不需要期あるため昨年のように海上市況が大きく下落し陸上に安値玉が出回るようだと先物市場も再度下落するだろう。

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