景気回復の波に乗って原油相場は騰勢を一段と強める

 OPECの1月の予想産油量が明らかにされ、日量平均3053万バレルで12月の日量3062万バレルからさらに減少している。2012年4月のピークから122万バレルも急減している。イラン産原油の輸入禁止の動きとサウジアラビアやリビアの減産が影響している。この第1四半期は当初予想通り、減産しているが、世界的な景気拡大の中、この減産傾向は原油相場の先高期待を助長するには十分である。
 2012年10-12月の米GDPがマイナスになったこともあり、NY原油の上げは一服しているものの、それでも98ドル台まで水準を切り上げる動きをみせている。昨年末と比較して7%、12月半ばからみると15%も急伸している。世界的な景気回復の中、昨年末からファンド資金が石油市場に流入しており、それに比例して相場も上昇を続けている。
 昨年末に米EIA(エネルギー情報局)、IEA(国際エネルギー機関)が揃って2013年度の世界の石油需要が拡大すると指摘していた。また、OPEC総会では2013年第1四半期の減産傾向を示唆しており、ファンド資金がこの需給バランスに注目していたのは確かで、今年に入っての強気の経済指標が相次いで報告され、上げに拍車がかかったといえる。

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