週刊石油展望

 WTI相場は週半ばまでは94ドル付近でのレンジ相場となったが、週後半には米経済指標の改善や地政学上のリスクをうけてレンジの上限であった95ドルを突破する上昇相場となった。
 前週末11日のWTI相場は小反落となった。2012年12月の中国費者物価指数(CPI)が前年同月比2.5%上昇と高いインフレ率を示したことから同国のインフレ抑制の為の金融引き締めが原油需要の低下を招くとの観測や利益確定売りが進んだことやにより一時は92.65ドルまで下落するなど下落基調となった。週明け14日の序盤はユーロ安ドル高の流れから原油相場は続落となったが、ガソリン、ヒーティングオイル等の石油製品の上昇に連動して相場は反発。前週に到達した94ドルを再度突破し94.14ドルで終了した。15日は石油製品在庫の増加見通しから大幅な製品安となったことに連動してWTI相場は反落したが、翌16日にはEIA統計による原油在庫減少の発表を受けて94ドル台へ再度上昇するなど週明けから週半ばにかけてレンジの動きが目立った。しかし、17日はユーロ高ドル安の進行、アルジェリアの天然ガス施設襲撃による地政学上リスク、米週間新規失業保険申請件数が33.5万件と予想を下回ったことや昨年12月の米住宅着工件数が95.4万件と予想を上回ったこと等の米経済指標改善をうけて大幅に上昇し、先週比1.81ドル高の95.56ドルで終了した。

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事