週刊石油展望

 前週末7日はドイツ経済成長率の下方修正をうけてユーロ安ドル高が進行したことや、米国の「財政の崖」懸念が再燃したことから原油は続落となったが、週半ばから後半にかけては欧州経済指標やFOMCの発表を好感して値を切り返した。
 週明け10日は下落基調が継続した。序盤はドイツの10月貿易収支増加を受けてユーロ高ドル安の流れとなり原油は反発したが、イタリアのモンティ首相が辞任を表明したことによる政治的不安の煽りをうけ、対ドル・円に対してユーロ安が進行。原油相場は先週から引き続き5営業日続落となった。翌11日は12月のドイツ景況感指数が7カ月ぶりにプラス圏に転じたことによりユーロ高ドル安の流れとなったことや、OPECが11月の原油生産が1年ぶりの水準に落ち込んだと発表したことにより、6営業日ぶりの反発となった。しかし、その後はEIA発表を控えていたことから上値が重く、0.23ドル高の85.79ドルで引けた。12日はEIAの発表において原油在庫、石油製品在庫が予想以上に増加したことから一時、下落基調となったが、その後はFOMCが量的緩和政策の導入、低金利政策の継続を発表したのを好感し、高値87.68ドルに到達する上昇相場となった。13日はベイナー下院議長がオバマ大統領は歳出削減に真剣ではないと発言する等、米財政協議難航を示したことや、軟調な米株式相場に連動して原油相場も下落したが時間外取引で切り返し、86.60ドルに到達する上昇相場となった。

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