海外は下振れ警戒も、国内の石油相場はしっかりした展開に!!

 2013年の石油需給に関する見通しが相次いで報告されている。
 12日に国際エネルギー機関(IEA)が明らかにした世界の石油需要見通しは、前年比86万バレル増の日量9052万バレルとしている。前月予想から12万バレル引き上げている。その前日に米エネルギー情報局(EIA)が示した世界の石油需要見通しは前年比96万バレル増の日量9000万バレル。これも前月予想から11万バレル引き上げており、いずれも強気の需要見通しを示している。世界経済が回復するとみているためで、天然ガスの普及による石油シェアの低下はまだ考えにくいともしている。
 ところで、米EIA、2013年の米国の石油需給見通しも明らかにしている。2013年の石油需要は前年比9万バレル増(0.5%増)の日量1873万バレルになるとしている。ただし、2012年の需要は前年比で1.6%も減少し、過去15年で最も低い水準だったことから、2013年に回復するとしても、依然として低い水準に変わりないことを示している。ちなみに需要のピークは2005年の日量2080万バレルで、2012年はそれよりも10.4%も急減している。
 ガソリン需要は日量873万バレル(前年同875万バレル)とほぼ変わらずと想定している。米国の自動車販売がかなり好調で、燃費向上の自動車との買い替えもかなり進んでいる。この結果、ガソリン需要の低迷は長期化するとみられている。
 一方、米国の原油生産は前年比70万バレル増の日量710万バレルとし、1992年以来の同700万バレルの大台乗せになるとしている。2012年は前年比76万バレル増となっているが、増加幅としては1859年以来の高水準であり、その増産体制は2013年も引き継がれることになる。

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