週刊石油展望

≪海外原油市況≫週末22日の原油価格は、WTIで前週比1.34ドル高の87.68ドル、ブレントで同1.10ドル高の111.03ドル。
 前週末16日は米経済指標の悪化や高水準の原油生産といったファンダメンタルズの弱さにも関わらずイスラエル情勢の緊迫化を背景に続伸。
 週明け19日もイスラエル情勢が地上戦に拡大する恐れによる供給懸念や米国の「財政の壁」回避への期待感、欧米株高やドルの下落などにより一本調子の上昇となりWTI1月限で2.36ドル高の89.28ドルへ大幅続伸となった。しかし翌20日は米原油在庫増加見通しに加え、クリントン米国務長官がイスラエルとパレスチナを訪問、「ハマス」の当局者が停戦合意の草案は出来上がっており現地時間の午後9時にカイロで発表されるとの報道を受け、一段と利益確定をすすめる動きに押され下げ幅を拡大し一時WTI1月限は86.17ドルと3ドルを超える大幅安となった。21日はガザ停戦合意が決定したものの市場の反応は鈍く、週明けの欧州財務相会合でギリシャ支援が合意されるとの見通しに加え、米原油在庫減少やサンクスギビング・デーを控えたポジション調整絡みの動きに支えられ、3%近く急落した前日の流れに対する修正局面となりWTI1月限は0.63ドル高の87.38ドルで取引を終了した。

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