東京金の買いスタンスは崩せない!!

 NY金はインドの需要期であるディーワリ祭後の需要減を警戒した調整安が警戒されていたものの、イスラエルとパレスチナの紛争をキッカケにした地政学的リスクを好感した買いに押し切られる格好となり、順調に取引水準を切り上げる動きをみせている。
 その紛争も21日にひとまず、停戦合意という結果となり、地政学的リスクの解消の動きも予想されたが、NY金が合意による下げをみせるどころか、堅調地合いを続けている。中東の地政学的リスクがこの停戦合意で完全に払拭された訳でもなく、改めてリスクが認識されたことで、資産ヘッジとしての金の役割が注目されている。
 目先的には先送りされた26日のユーロ圏の財務相会合が注目される。ギリシャに対する融資再開を巡る財務相会合が10時間を越える協議でも合意を見出すことはなく、26日に結論が持ち越され、それを嫌気してユーロは1.28000ドル台から1.2740ドル台に一時急落する動きをみて、NY金はその発表後、1720ドル割れを瞬間的にみせるなど、敏感に反応していた。しかしながら、いずれ合意されるとの楽観的な見通しからユーロはその後大きく買い直されている。このギリシャ債務問題を巡るドル・ユーロの動きにNY金も左右されるだけに、週明けの注目材料になるだろう。
 それでも、NY金の上昇トレンドの動きが維持されるとみられる。米国の「財政の崖」もクリスマス前の合意で共和党・民主党の協議が進むことになったが、まだ多くの課題も多く、厳しい局面が続くと考えられる。中東情勢、欧州の信用不安の再燃に加えてのヘッジ買いの要因に挙げられる。

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事