週刊石油展望

≪海外原油市況≫ 週末16日の原油価格は、WTIで前週比0.90ドル高の86.34ドル、ブレントで同2.53ドル高の109.93ドルとなった。
 前週末9日は米国のミシガン大消費者景況感指数の好結果や中国の経済指標の良好さなどが材料となり買われた。米国ハリケーンサンディの被害によりNYでのガソリンの供給制限なども買い材料となった様子だ。
 週明け12日は引き続きNYのガソリンの供給懸念はあったものの欧州債務問題や米国財政懸念から小幅に反落した。IEAは同日米国の石油生産が10年後にサウジを超える水準になり、北米が純輸出国になる見通しを示したことも供給面の潤沢さを意識させた。翌13日も北海バサード油田が生産再開したことやIEAが10-12月期の原油需要見通しを引き下げたことなどファンダメンタルズ面の弱さが圧迫材料となり下落した。しかし、14日は急騰した。イスラエル軍がガザ地区を空爆しイスラム原理主義組織ハマスの軍事部門指導者を殺害したとの報で地政学リスクが高まり急速に買い戻される展開となった。ブレント原油の期近は納会を翌日に控え急騰した。15日もブレントの期近は納会で前日の流れを引き継ぎ上昇したものの、そのほかは米国の複数の経済指標の悪化や米国の原油在庫増加等に圧迫され下落する展開であった。

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