週刊石油展望

≪海外原油市況≫週末2日の原油はWTIで前週比1.50ドル高の86.69ドル、ブレントで同0.42ドル高の107.89ドルとなった。
前週末10月26日、米商務省が発表した7~9月(第3四半期)のGDP速報値の伸び率は年率換算で前期比2.0%増と市場予想(1.8%)のを上回った事等で米景気の先行き懸念後退し原油に対する買い安心感が広まった。また、ハリケーン「サンディ」が東海岸の製油所の稼働や石油製品の供給に支障が出る事との懸念から製品価格の上げ幅は原油価格よりも大きくなった。一部報道では米東海岸のガソリン供給は少なくとも1990年以来の水準に落ち込んだ可能性があるとも伝えてる。その後、ハリケーン「サンディ」が温帯低気圧へ勢力を弱め、製油所に及ぼす影響が薄れるとともに、ハリケーンの被害を受けたニューヨーク州等の経済活動の停滞で石油消費の減少が見込まれてジリジリと値を下げていった。週末には10月のADP雇用統計が予想(13.5万人)よりも良い+15.8万人との発表で株式市場が上昇した事やEIA原油在庫が予想(+147.5万B)に反して、-204.5万Bとの発表により一時上昇する場面も見られたが上値重く週末を終えた。WTIとブレントのスプレッドは、21.2ドルに縮小。

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