週刊石油展望

≪海外原油市況≫ 週末12日15:30時点、WTI原油は前週比0.79ドル高の92.23ドル、一方ブレント原油は同3.11ドル高い115.47ドルで推移。
 前週末5日のニューヨーク市場は反落。9月の米失業率が7.8%と予想外に急低下し株高となったものの原油市場は反応薄。シリアとトルコの緊張の高まりを受け4%超急反発した反動に加え、世界的な景気減速による供給過剰懸念が重しとなり急速に下値を切り下げた。
 週明けの東京市場はガソリン、原油が反落する一方、灯油は小幅高。ガソリンは陸上市場が軟調な上、3連休明けで需要後退が意識され期近から急落した。
 9日のNY市場は3ドル超の急反発。IMFによる今年度の世界経済成長見通しの下方修正等により欧米の株式相場が下落したことに対する反応はなく、地政学上のリスクの高まりが材料視された。10日のNY市場は米株安を受け反落したものの、翌11日にはドルの下落に加え、再び地政学上のリスク懸念が蒸し返されブレント原油主導で反発した。
 この一週間でNYダウが250ドル、日経平均で330円程下落していることが示す通り景気減速懸念が上値を抑える一方、地政学上のリスクの高まりが下値を切り上げる要因となり、原油相場、とりわけブレント原油は先週末比で3ドル超の大幅上昇で取引を終了。WTIーブレント原油の格差も先週末比2.32ドル拡大して23.24ドルと昨年10月以来の水準となった。

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事