週刊石油展望

≪海外原油市況≫週末5日15:30時点、WTI原油は前週比0.98ドル安の91.44ドル、一方ブレント原油は同0.05ドル安い112.36ドルとなっている。
 前週末はスペインの予想以上の緊縮予算案の決定やイランの核開発をめぐる緊張から上昇した。
 週が明けて注目は世界経済に移っていった。1日には中国の9月製造業PMIが2か月連続で節目の50を割り込んだことやユーロ圏のPMIも同様に46.1と、中国と欧州の経済悪化が意識され、米国指標は改善したものの上値の重い展開であった。2日も雇用統計を控え手控えムードの中、景気面の不安から軟調な動きとなる。3日には米国のADP雇用者の発表があり、予想以上のものとなったが反応薄で、米国のEIA統計で原油が予想外減少、製品に関しても減少が示されたが、中国非製造業部門PMIの悪化が示され景気減速が意識されたことや、各国の中銀の金融政策にもかかわらず消費が活発化していない現状が意識されてか大きく下落した。テクニカル上でもWTIで90ドル、ブレントで110ドルといった節目を割り込んだことで売りが売りを呼ぶ展開となり下げ幅を大きく拡大した。両油種3%強と大幅な下げ幅となった。
 翌4日は前日の下げ幅を取り返す上昇となる。トルコとシリアの対立が激化していることやECBドラギ総裁の演説で資産買い取りプログラムへの強い決意が示されたことからドル安ユーロ高となったこと、米国株の堅調さもあり大幅に買われた。
 大幅に動いたもののドル建て価格は前週比だと小幅に安い程度の値動きとなった。

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