典型的な底入れの形をみせるシカゴ大豆

 シカゴ大豆のチャートは典型的な底入れを形成し始めている。3日のシカゴ時間外取引とその後のフロア取引で15.00ドル台まで急落したが、15ドルの大台を頑なに維持し、その後の急反発をもたらしている。
 3日のチャートをみると、寄引同事線をほぼ形成しており、さらに下ヒゲの長いチャートを形成している。4日のシカゴはそれよりも高い水準で取引されていることから、15ドルでの底入れ観測につながっている。
 また、テクニカル指標の100日移動平均線、さらには一目均衡表の雲の下限からの切り返しをみせており、大豆の出直り機運が高まっている。シカゴ大豆は10月上旬にハーベストプレッシャーと南米の作付進展を受けて、安値を形成することも多く、その後は自律反発の動き、いわゆるポスト=ハーベストをみせる傾向がある。チャートの形やテクニカル指標を踏まえると、ポスト=ハーベストに転換し始めたと考えられる。
 シカゴ大豆期近11月限は9月4日の17.89ドルから10月3日の15.04ドルまで2.85ドルも急落している。この3分の1戻りは15.99ドルとなり、9月1日現在の全米在庫発表での戻りの水準にほぼ匹敵する。まずは3分の1戻りを目指すとみる。
 ところで、米農務省が4日朝に発表した9月27日までの一週間の成約高で、中国向けの成約として102万5000トンが明らかにされている。仕向け先不明の22万5000トンが中国向けに修正されたものの、9月からの新穀物年度に入って初めての100万トン以上の中国の成約である。国慶節前の長期休暇を前にした駆け込みの成約ともいえるが、これからは国慶節後の成約が活発化するとの期待につながると予想される。

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